ポルトの見どころ49選|ドウロ川とポートワインの街(+ マップ)

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ポルト。ドウロ川を見下ろす急な斜面にまたがるこの街は、名高いポートワインのふるさとであり、石畳の路地が入り組んだ迷宮でもあります。色とりどりの家々が、剥がれかけた壁を寄せ合うように並んでいます。その魂に、あなたはすぐ心をつかまれるはずです。

大航海時代の栄光の残響と、いきいきとしたアートと食の日常が重なり合う街。私たちはリスボン以上にこの街を好きになりました。ここからは、ポルトの見どころ、いちばん美しい場所と隠れた一角をご紹介します!

ポルトの見どころ – 地図:

ポルトの象徴的な場所と息をのむ眺め

1. ドン・ルイス1世橋

ギュスターヴ・エッフェルの弟子が設計した2層構造の鉄橋は、まぎれもなくポルトの象徴です。メトロと歩行者が通る上層からは、街全体を見渡す、まさに絵になる息をのむ眺めが広がります。下層は自動車が通り、リベイラ地区とガイアのワインセラーを結んでいます。

実用的なヒント: 上層は日没のころに歩いてみてください。灯りをともした街と、ドウロ川に映るその揺らめきは、忘れられない体験になります。

ドン・ルイス1世橋(ポルト)

2. リベイラ地区の川沿い

ポルトの歴史的な心臓部で、ユネスコ世界遺産。ドウロ川のほとりに広がるこの絵のような一帯は、細い路地、少し傾いた色とりどりの家、数えきれないレストランとバーであふれています。何時間でもただ座って、伝統的な小舟 ラベーロ を眺め、ほかにはない空気を吸っていられる場所です。

実用的なヒント: 川沿いのレストランは値段が高め。1本か2本上の路地に迷い込んでみると、より素朴で手ごろな店が見つかります。

リベイラ地区(ポルト)

3. クレリゴス塔(トーレ・ドス・クレリゴス)

高さ76 mのこのバロックの鐘楼はポルトガルでいちばん高く、ポルトを360度見渡せる最高の展望台です。狭い240段を上りきれば、赤い屋根の海、ドウロ川、そして街をとりまく景色のパノラマがごほうびに。塔は同じ名を持つ教会の一部です。

実用的なヒント: チケットはオンラインで購入して、行列を避けましょう。訪れるのに最適なのは朝か夕方遅く。人が少なく、写真の光もきれいです。

クレリゴス塔(ポルト)

4. サン・ベント駅

ただの駅ではありません。世界でもっとも美しい美術館のひとつです。エントランスホールを飾るのは2万枚を超える青と白のタイル アズレージョ。戦いから王家の結婚まで、ポルトガル史の名場面が描かれています。息をのむ傑作です。

実用的なヒント: どこへも乗らなくても、ホールへの入場は無料です。数分立ち寄って、一枚ずつの場面をゆっくり眺めてみてください。

サン・ベント駅(ポルト)

5. ポルト大聖堂(セ・ド・ポルト)

要塞を思わせる堂々とした大聖堂が、旧市街のいちばん高い場所にそびえます。着工は12世紀。ロマネスク、ゴシック、バロックの跡が重なっています。大聖堂前のテラスからは、川とリベイラ地区の屋根を望むすばらしい眺めが広がります。

実用的なヒント: 隣接するゴシックの回廊もお見逃しなく。美しい青のアズレージョで飾られた、静けさのオアシスです。

ポルト大聖堂

6. ヴィトーリア展望台(ミラドウロ・ダ・ヴィトーリア)

私有地にある、少し隠れた目立たない展望台。それでいて誰でも自由に入れます。ドン・ルイス1世橋、川、ガイアのワインセラーの屋根を望む、いちばん美しくフォトジェニックな眺めのひとつがここに。飾り気のない、素顔のままの場所です。

実用的なヒント: 展望台に案内表示はありません。ルア・デ・サン・ベント・ダ・ヴィトーリア通りにある小さな門を探してください。

ヴィトーリア展望台(ポルト)

7. ジャルディン・ド・モロ庭園(ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア)

この小さな庭園は、ドン・ルイス1世橋の上層を渡ってすぐ、ガイア側の丘の上にあります。夕日を眺めるのにいちばん人気の場所。地元の人も旅行者も芝生に座り、音楽や飲み物を片手に、ポルトの空が染まっていくのを見つめます。

実用的なヒント: いい場所を確保するために、早めに着いておきましょう。眺めのいいピクニックにも最高の場所です。

ジャルディン・ド・モロ庭園(ポルト)

教会、宮殿、そして歴史

8. ボルサ宮(証券取引所宮殿)

19世紀の新古典主義の宮殿で、商工会議所の建物。ポルトでもっとも豪華な建築のひとつです。内部は圧巻——ガラスのドームを頂く「諸国民の中庭」、そしてアルハンブラ宮殿に着想を得た金色のアラブの間は、千夜一夜物語の世界へ連れていってくれます。

実用的なヒント: 見学はガイドツアーのみ。希望の言語の回に入れるよう、オンラインで事前に予約しておきましょう。

ボルサ宮(ポルト)

9. サン・フランシスコ教会(イグレジャ・デ・サン・フランシスコ)

外から見れば控えめなゴシックの教会。その内部に、信じがたいほどのバロックの絢爛が隠れています。内装はほぼ隅々まで、300 kgを超える金箔で覆われています。まばゆく、圧倒されるほどの富と技の結晶です。

実用的なヒント: 内部は撮影禁止なので、この黄金の輝きは記憶に焼きつけてください。チケットは隣のカタコンベの見学にも使えます。

サン・フランシスコ教会(ポルト)

10. カルモ教会とカルメリタス教会(イグレジャ・ド・カルモ&イグレジャ・ドス・カルメリタス)

あまりに近くに並んで建っているため、ひとつの建物に見えるふたつの美しい教会。あいだを隔てているのは、ポルトでいちばん狭い家(幅わずか1 m)だけです。右側のカルモ教会は、青と白のアズレージョの巨大なモザイクで覆われた側面のファサードで知られています。

実用的なヒント: 側面のファサードは、広場の向かい側からがいちばんきれいに撮れます。街でもっとも有名な「インスタ映え」スポットのひとつです。

カルモ教会(ポルト)

11. 魂の礼拝堂(カペラ・ダス・アルマス)

アズレージョ好きにはたまらない、もうひとつの宝石。にぎやかなショッピング通り、ルア・デ・サンタ・カタリーナに建つこの小さな礼拝堂は、外壁がまるごと1万6千枚近い青と白のタイルで覆われ、アッシジの聖フランチェスコと聖カタリナの生涯が描かれています。

実用的なヒント: にぎやかな通りにあるので、人の写り込まない写真を撮りたいなら早起きして朝いちばんに訪れましょう。

魂の礼拝堂(ポルト)

12. カーザ・ド・インファンテ(エンリケ航海王子の家)

14世紀のこの建物で、ポルトガルの大航海時代を切りひらいた中心人物、エンリケ航海王子が生まれたと伝えられています。現在は博物館と市の文書館が入っていて、重要な交易港としてのポルトの歴史を知ることができます。

実用的なヒント: 入場料はとても安く、地下で見つかったローマ時代の遺構など、街の古い過去をのぞける興味深い展示です。

文化、アート、そしてここだけの体験

13. レロ書店(リヴラリア・レロ)

世界でもっとも美しい書店のひとつ。J・K・ローリングがハリー・ポッターを書くときに着想を得た場所だといわれています(のちに作者本人は否定しましたが)。堂々とした赤い階段、彫刻をほどこした木材、ステンドグラスの天井——ネオゴシックの内部は、まさに魔法のようです。

実用的なヒント: チケットは必ず、時間指定でかなり早めにオンライン購入を。本を買えば、チケット代はその代金から差し引かれます。私たちも初回は売り切れで、行列が通りの端まで伸びていたため、実際に入れたのは2度目のポルト訪問のときでした。

14. 6つの橋めぐり(クルーズ)

伝統的な小舟 ラベーロ でドウロ川を行くクルーズは、街をまったく別の角度から眺められるすばらしい方法です。約50分の航行で、ポルトとヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアを結ぶ6つの橋の下をくぐり、いちばん美しいパノラマを目にできます。

実用的なヒント: チケットはオンラインで購入できます。クルーズは一日じゅう運航していますが、夕暮れ前の便がいちばん光がきれいです。

ドウロ川のクルーズ(ポルト)

15. ファドを聴く

物悲しく、心を込めて歌われるこの音楽は、ポルトガルの魂そのもの。ファドはリスボンと結びつけて語られがちですが、ポルトにも生演奏を聴ける小さなバーやレストラン(いわゆる「カーザ・デ・ファド」)がたくさんあります。深く、心を揺さぶられる体験です。

実用的なヒント: 本物のファドは、リベイラ地区やガイアにある小さな家族経営の店で探しましょう。席は事前に予約を。

ポルトのファド

16. 1番線のレトロなトラム

古びてガタゴト揺れるトラムに飛び乗って、ドウロ川沿いの絵のような道のりを楽しみましょう。1番線は中心部から、川が大西洋にそそぐフォズ・ド・ドウロ地区まで運んでくれます。のんびりと、どこか懐かしい旅です。

実用的なヒント: トラムは混みあうことが多いので、始発のインファンテ電停から乗って窓ぎわの席を確保しましょう。

1番線のトラム(ポルト)

17. カーザ・ダ・ムジカ

レム・コールハースが手がけた現代のコンサートホールであり、建築の傑作。カットされたダイヤモンドのようなこの未来的な建物は、歴史的な街並みと鮮やかな対照をなし、ポルト国立管弦楽団の本拠地となっています。

実用的なヒント: コンサートに行かなくても、ガイドツアーに参加してみてください。舞台裏まで案内してくれて、この特別な建物の音響の工夫やデザインの細部を教えてくれます。

カーザ・ダ・ムジカ(ポルト)

18. セラルヴェス美術館

ポルトガルでもっとも重要な現代美術館。広大で美しい公園のなかに建つ、ミニマルな建物です。常設コレクションに加えて、世界的な作家の企画展も開かれます。敷地内にはピンク色のアールデコの邸宅、カーザ・デ・セラルヴェスもあります。

実用的なヒント: アートだけでなく、すばらしい庭園と公園の散策も楽しめるよう、少なくとも半日はとっておきましょう。

セラルヴェス美術館(ポルト)

19. ワールド・オブ・ディスカバリーズ

ポルトガルの大航海時代をテーマにした、体験型の博物館兼テーマパーク。ハイライトは小舟に乗って、ポルトガルの航海者たちがたどり着いた世界各地をめぐるアトラクションです。楽しく学べて、子ども連れの家族にぴったりです。

実用的なヒント: 博物館は中心部から河口へ向かって少し行ったところにあるので、ドウロ川沿いの散歩と組み合わせられます。

ガイア地区: ポルトのポートワインの心臓部

20. ガイアの川沿いを歩く

川の対岸に広がるこの一帯には、名高いポートワインのセラーがすべて集まっています。ポルトの歴史地区を望む、まさに絵はがきのような眺めが楽しめる場所。数十軒のワインセラー、レストラン、バーが並び、伝統的な小舟 ラベーロ が係留されています。

実用的なヒント: リベイラからはドン・ルイス1世橋の下層を歩いて渡れます。眺めのいいランチには理想的な場所です。

ガイアの川沿い(ポルト)

21. ワインセラーの見学とテイスティング

これは絶対に外せません。名高いセラーのどれか(たとえばカーレム、サンデマン、グラハムズ、テイラーズ)を選んで、ガイドツアーに参加しましょう。ポートワインの造り方をひととおり教えてくれて、見学の最後には必ず数種類のテイスティングがついています。

実用的なヒント: セラーごとに雰囲気は少しずつ違います。グラハムズはより上質な体験とすばらしい眺めが魅力、ブルメスターはその歴史で知られています!

ポートワインのセラー(ガイア)

22. ワールド・オブ・ワイン(WOW)

ガイアにできた巨大な文化・グルメの複合施設。ワイン、チョコレート、コルクなどをテーマにした7つの博物館、12軒のレストランとバー、ショップや展示スペースが集まっています。ポルトガルの文化に触れる、現代的で体験型の場所です。

実用的なヒント: すべての博物館を回る必要はありません。敷地を歩くだけでも楽しく、中央の広場からはポルトのすばらしい眺めが広がります。

23. ガイアのロープウェイ(テレフェリコ・デ・ガイア)

短いながらも絵になるロープウェイの旅。ガイアの川沿いから、ジャルディン・ド・モロ庭園とドン・ルイス1世橋の上層まで運んでくれます。急な坂を上らずにすみ、ワインセラーの屋根を見晴らすすばらしい眺めも楽しめます。

実用的なヒント: 下から上への片道券を買いましょう。上りをまるごと省けて、上に着いたらそのまま橋を渡ってポルト側へ歩けます。

ガイアのロープウェイ(ポルト)

24. セラ・ド・ピラール修道院からの眺め

ユネスコ世界遺産にも登録された16世紀の円形の修道院からは、ポルトを見渡す文句なしに最高のパノラマが広がります。テラスに立てば、ドウロ川、ドン・ルイス1世橋、そして歴史地区のすべてが手に取るように見えます。いちばんいい写真が生まれる場所です。

実用的なヒント: 展望テラスは自由に入れて、ジャルディン・ド・モロ庭園と橋の上層のすぐ近くにあります。

セラ・ド・ピラール修道院からの眺め(ポルト)

街並み、通り、そして空気感

25. フローレス通り(ルア・ダス・フローレス)

中心部でもっとも美しい歩行者天国のひとつ。この通りは小さなブティック、手仕事の店、カフェ、レストランでいっぱいです。錬鉄のバルコニーをもつ歴史ある建物が両側に並び、大道芸人が演奏していることも多く、魔法のような空気が生まれています。

実用的なヒント: 上階の窓のひとつからぶら下がっている人形を探してみてください——小さいけれど、この通りらしい細部のひとつです。

26. サンタ・カタリーナ通り(ルア・デ・サンタ・カタリーナ)

ポルトいちばんのショッピング通り。国際的なブランド店から地元の商店までが並ぶ、にぎやかな歩行者天国です。買い物が目当てでなくても、歩いて街のエネルギーを感じる価値があります。

実用的なヒント: アール・ヌーヴォーの宝石のような老舗カフェ、マジェスティック・カフェに立ち寄ってみてください。コーヒー1杯だけでも、その内装は見る価値があります。

27. セドフェイタ地区

ポルトのアートとオルタナティブの街。独立系のギャラリー、コンセプトストア、デザインの店、雰囲気のあるカフェであふれています。中心となるのはルア・デ・ミゲル・ボンバルダ通りで、年に数回、周辺のギャラリーがいっせいにオープニングを開きます。

実用的なヒント: ボンバルダ・ショッピングセンターのように、建物の中庭に隠れたショッピングアーケードをのぞいてみてください。小さくて個性的な店がぎっしり詰まっています。

セドフェイタ地区(ポルト)

28. フォズ・ド・ドウロ地区

ドウロ川が大西洋にそそぐ河口にある、上品な一帯。地元の人が遊歩道を散歩し、小さなビーチでくつろぎ、魚料理のレストランで夕食をとる場所です。波が劇的に砕ける、名高いフェルゲイラス灯台もここにあります。

実用的なヒント: レトロな1番線のトラムで来てみましょう。ペルゴラ・ダ・フォズの遊歩道の散歩は、日没のころがとりわけロマンチックです。

29. クリスタル宮庭園(ジャルディンス・ド・パラシオ・デ・クリスタル)

ドウロ川とアラビダ橋を望む、丘の上の美しいロマンチックな庭園。もとのクリスタル宮は失われましたが、噴水、彫刻、そして放し飼いのクジャクがいる庭園は残りました。街の喧噪から離れて休むのに理想的な場所です。

実用的なヒント: ピクニックに最高の場所のひとつです。段々になった展望スペースのどこかで、ベンチを見つけてみてください。

クリスタル宮庭園(ポルト)

30. コデサルの階段(エスカーダス・ド・コデサル)

大聖堂の裏手からリベイラの川沿いへ、ドン・ルイス1世橋のたもとまで下りていく、隠れた急な階段。下る道すがら、色とりどりの家と、窓のあいだに張られた洗濯ひもが並ぶ、素顔のままのフォトジェニックな住宅街を通り抜けます。

実用的なヒント: 近道であると同時に、それ自体が体験です。階段は滑りやすいことがあるので気をつけて。

食べる、飲む、市場をめぐる

31. フランセジーニャを食べる

「小さなフランス人女性」という名のこの料理は、カロリーの爆弾であり、ポルトの食の象徴です。数種類の肉(ソーセージ、ハム、牛ステーキ)をはさんだサンドイッチに、とけたチーズをかけ、濃厚で熱いトマトとビールのソースに沈めたもの。フライドポテトと目玉焼きが添えられることも多いです。私たちにとっては本当においしい一皿で、何度でも食べたくなります!

実用的なヒント: 地元の人にはそれぞれお気に入りの店があります。有名なのはカフェ・サンティアゴ、ブラザン・セルヴェジャリア、ブフェテ・ファーゼなど。食べたあとは昼寝が必要になる料理だと覚悟しておいてください。

フランセジーニャ(ポルト)

32. ボリャオン市場(メルカード・ド・ボリャオン)

何年もの改修を経て、美しくよみがえった歴史ある市場。数フロアにわたって、新鮮な果物、野菜、魚、肉、チーズ、花の店が並びます。地元の人が買い物をする、活気にあふれた素顔の場所です。

実用的なヒント: 上の階にはフードコートがあり、市場から届いたばかりの食材を味わえます。

ボリャオン市場(ポルト)

33. ビファナ – ポルトガルのサンドイッチ

シンプルで安く、驚くほどおいしい、ポルトガルのストリートフードの真髄といえるサンドイッチ。にんにくと白ワインでマリネした薄切りの豚肉を、カリッとしたパンにはさんだものです。マスタードや辛いピリピリオイルを足すこともできます。こちらもおすすめです。

実用的なヒント: いちばんおいしいビファナは、小さく目立たない食堂(いわゆる「タスカ」)にあります。たとえば伝説的なコンガを試してみてください。

ビファナ(ポルト)

34. パステル・デ・ナタ

「パステル」を味わわずに帰ってはいけません! もっとも有名なのはリスボンのベレン地区のものですが、ポルトにもこのポルトガルの宝物のすばらしい一品があります。パイ生地にカスタードを詰めて、表面をカラメル状に焦がした小さなタルト。温かいうちに、シナモンと粉砂糖をふって食べるのがいちばんです。

実用的なヒント: ポルトでおすすめのパン屋はマンテイガリア、カストロ、ファブリカ・ダ・ナタなど。最初から2つ買っておきましょう。1つでは足りません。

パステル・デ・ナタ(ポルト)

35. ヴィーニョ・ヴェルデを味わう

ポルトガル北部は、ポートワインだけでなく「緑のワイン」のふるさとでもあります。名前に惑わされないでください。ワインが緑色なのではなく、「若い」という意味です。軽やかで爽やか、かすかに発泡していることも多い白ワインで、シーフードや暑い季節にぴったり合います。

実用的なヒント: リベイラのどのバーでも、よく冷えたヴィーニョ・ヴェルデを1杯頼んでみてください。食前酒に理想的です。

ヴィーニョ・ヴェルデ(ポルト)

36. 缶詰の専門店(コンセルヴェイラ)

魚の缶詰(イワシ、ツナ、サバ)は、ポルトガルでは国の宝であり、ひとつの芸術です。古い薬局や宝石店を思わせる、昔ながらの店をのぞいてみましょう。色鮮やかでレトロなパッケージは、すばらしくユニークなおみやげになります。

実用的なヒント: 名高い店ア・ヴィダ・ポルトゥゲーザや、専門店のオ・ムンド・ファンタスティコ・ダ・サルディーニャ・ポルトゥゲーザを試してみてください。

37. トリパス・ア・モーダ・ド・ポルト

勇気のある人のための一皿であり、地元っ子の誇りそのものの料理。ポルト風のもつ煮込みで、白いんげん豆やいろいろな肉、ソーセージとともにゆっくり煮込みます。この料理があるからこそ、ポルトの人々は「トリペイロス」(もつを食べる人)と呼ばれるようになりました。

実用的なヒント: 挑戦する気があるなら、日替わりメニューにこの料理が出る店(たいてい木曜か土曜)を探してみてください。

トリパス・ア・モーダ・ド・ポルト

38. アラビダ橋のブリッジクライム(ポルト・ブリッジ・クライム)

スリルを求める人へ。アラビダ橋は、合法的にアーチの上まで登れるヨーロッパで唯一の橋です。頂上からは、街と川と大西洋を見渡す、ほんの少数の人しか味わえない特別な眺めが広がります。

実用的なヒント: 事前予約が必要です。登っているあいだはずっと安全に固定され、ガイドが同行してくれます。

39. ギンダイスのケーブルカー(フニクラール・ドス・ギンダイス)

この現代的なケーブルカーは、リベイラの川沿いからドン・ルイス1世橋の上層まで、わずか2分で運んでくれます。かなり急な上り坂を省けるうえ、乗車中はきれいな眺めも楽しめます。

実用的なヒント: 運賃は少し高めです。アンダンテ・カードを持っていれば割引を受けられます。

ギンダイスのケーブルカー(ポルト)

40. ア・ヴィダ・ポルトゥゲーザ(書店&ギャラリー)

ポルトガルのデザインと伝統の博物館でもある、すばらしいお店。石けんや香水から陶器、文房具、食品まで、何十年も生き続けてきたブランドの品々が並びます。どれも美しいレトロなパッケージ入りです。

実用的なヒント: 何店舗かありますが、クレリゴス塔の近くの店はとりわけ美しい造りです。センスのいい、本物のおみやげを買うのに理想的な場所です。

41. 海のプール(ピシナ・ダス・マレース)

大西洋岸の岩場に組み込まれた、海水のプールという珍しい施設。ポルトガルの建築家アルヴァロ・シザ・ヴィエイラの傑作で、国の文化財に指定されています。夏には、真水と海水がコンクリートと岩に溶け合う、すばらしい海水浴の場所になります。

実用的なヒント: プールはフォズ・ド・ドウロの少し北、レサ・ダ・パルメイラの町にあります。バスで行けます。

42. フェレイラ・ボルジェス市場(メルカード・フェレイラ・ボルジェス)

19世紀の赤い鉄骨でできた歴史的な市場で、今はもう本来の役目は終えています。現在は文化施設「ハード・クラブ」に生まれ変わり、コンサートやイベントが開かれています。それでも、その独特な産業建築は眺める価値があります。

実用的なヒント: ボルサ宮のすぐ近くです。プログラムを確認してみてください。おもしろいコンサートがちょうど開かれているかもしれません。

フェレイラ・ボルジェス市場(ポルト)

43. エンリケ航海王子の像

ボルサ宮の前には、大西洋のほうを指し示すエンリケ航海王子の堂々とした像が立っています。ポルトの富と地位のもととなった、ポルトガルの大航海時代の黄金期を思い起こさせる場所です。

実用的なヒント: 像が立つインファンテ・ドン・エンリケ広場は、歴史地区めぐりの出発点にぴったりです。

エンリケ航海王子の像(ポルト)

44. 写真美術館(ポルトガル写真センター)

18世紀の旧監獄という堂々たる建物にある美術館。ポルトガル内外の写真家の企画展のほか、歴史的なカメラの常設展示もあります。アートと、監房というそっけない空間との対比がとても印象的です。

実用的なヒント: 入場は無料です。分厚い鉄の扉がついた当時の監房をのぞくこともできます。

45. 市壁(ムラーリャ・フェルナンディナ)

かつてポルトを守っていた中世の城壁は、断片しか残っていません。それでも残された部分は、たいへん見ごたえがあります。ポルトが城壁に囲まれた交易の中心だった時代のなごりです。この石の壁に沿って歩けば、街の地形と歴史がまったく違って見えてきます。

実用的なヒント: いちばん保存がよく見ごたえのある区間は、ギンダイスの階段(ドン・ルイス1世橋のすぐそば)を上っていくと見つかります。城壁の上の散歩は無料で、あまり知られていないすばらしい眺めが待っています。

市壁ムラーリャ・フェルナンディナ(ポルト)

46. ユダヤ人街(ジュディアリア)

ポルトにはかつて大きなユダヤ人コミュニティがあり、その足跡はリベイラの川沿いとクレリゴス塔のあいだに広がる細い路地の迷宮に残っています。今はシナゴーグこそありませんが、 ルア・デ・サン・ミゲル のような急で静かな路地の空気は、別の時代へと連れていってくれます。多くの旅行者が素通りしてしまう、歴史の心臓部です。

実用的なヒント: ここはただあてもなく歩くのがいちばん。隠れた展望台ミラドウロ・ダ・ヴィトーリアもこの一帯にあり、ポルトのすべてがつながっていることがよくわかります。

ユダヤ人街ジュディアリア(ポルト)

地元の暮らしと街の空気

47. パセイオ・ダス・ヴィルトゥデス(公園と展望台)

ガイア側のジャルディン・ド・モロが夕日の名所として人気なのに対して、 パセイオ・ダス・ヴィルトゥデス はポルト側にある、もっと素顔で地元寄りのその相棒です。段々になったこの庭園は学生や地元の人に愛されていて、ドウロ川の河口を望む最高の眺めのひとつを前に、夕方のビールを傾ける場所になっています。

実用的なヒント: 近くの店でヴィーニョ・ヴェルデかビールを買って、芝生の地元の人たちに混ざりましょう。ここの空気は驚くほどのんびりして、人なつこいものです。

48. サン・ジョアン祭

6月にポルトを訪れる予定なら、6月23日から24日にかけての夜に合わせてください。街でいちばん大きく、いちばん陽気で、いちばん愛されている通りのお祭りが体験できます。人々はプラスチックのハンマーで互いの頭を軽くたたき、街角ごとにイワシを焼き、熱気球を空へ放ち、最後はドウロ川の上での大花火でしめくくられます。

実用的なヒント: その日にいられなくても、プラスチックのハンマーをはじめお祭りのシンボルは、一年じゅうおみやげ屋さんで見かけます。この街のアイデンティティに欠かせない存在なのです。

49. 伝統の学生服姿の学生たち(トラジェ・アカデミコ)

街を歩いていると、とくに大学のまわりで、黒いマントとスーツ姿の学生に気づくはずです。この伝統的な学生服は、ホグワーツの制服の着想のもとになったとも言われています。この歴史ある装いの学生たちの姿は、ポルトの空気に欠かせない光景です。

実用的なヒント: 出会える可能性がいちばん高いのは、学期中(9月〜5月)に、大学本部のあるプラサ・デ・ゴメス・テイシェイラ広場(ライオンの広場)のあたりです。

ポルト周辺の見どころ: 日帰り旅行のヒント

  • ドウロ渓谷(ドウロ・ヴァレー): 絶対に外せません。世界でもっとも古く、もっとも美しいワイン産地のひとつ(ユネスコ世界遺産)へ足をのばしましょう。川へ向かって下る、ぶどう畑に覆われた段々の斜面は息をのむ美しさです。地元のワイナリー(キンタ)を訪ね、造られたその場でワインを味わってみてください。ワインのテイスティングと昼食がついた少人数グループのツアーがおすすめです。
  • ギマランイス とブラガ: 1日で両方回れる、ポルトガル北部のふたつの歴史ある町。ギマランイスはポルトガル建国の地とされ、美しい中世の旧市街(ユネスコ世界遺産)があります。ブラガは国の宗教の中心で、圧巻の巡礼地ボン・ジェズス・ド・モンテがあります。
  • アヴェイロとコスタ・ノヴァ: 「ポルトガルのヴェネツィア」へ出かけましょう。アヴェイロは運河が街を縫うように流れ、彩色された小舟 モリセイロ で巡ることができます。すぐ近くのコスタ・ノヴァには、大西洋岸に並ぶ、ストライプに塗られた象徴的な漁師小屋があります。

ポルトでの宿泊: おすすめのエリアとホテル

ポルトでは宿選びがとても大切です。石畳の急な坂道が多いので、立地がよければ体力をかなり節約できます。歴史の中心にいたいのか、ワインセラーを望む部屋で目覚めたいのか、それともデザインの街で創作の空気に浸りたいのか。ポルトには、どんな人にもぴったりの場所があります。

リベイラ&バイシャ(中心部)- 初めての訪問と、街の空気を存分に

すべての中心にいたいなら、ここが選択肢です。バイシャはサン・ベント駅とクレリゴス塔のあるにぎやかな中心部で、そのままユネスコ世界遺産の美しい川沿い、リベイラへと続いています。大事な場所はすべて歩いていける距離で、歴史とレストラン、そして本物のポルトらしい郷愁に包まれます。中心部の広い一帯でコストパフォーマンスがいいのは、人気の Moov Hotel Porto Centro。 あるいは GRANDE HOTEL PARIS。 です。

ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア – ワイン好きと、最高の眺めを求める人に

厳密には別の市ですが、実際には川の向こう岸というだけです。ここに泊まる大きな利点がひとつ——ポルトの歴史地区全体を望む、文句なしに最高で象徴的な眺めが手に入ることです。名高いポートワインのセラーはどれも数歩の距離で、川沿いにはすばらしいレストランが並びます。ポルトとはドン・ルイス1世橋で結ばれているので、中心部へは数分。プールと眺めを備えた本当にぜいたくな選択は Vincci Ponte de Ferro、より手ごろでセンスのいい宿は Caléway Hotelです。

セドフェイタ – アートな心と、創作の空気を求める人に

ここはポルトのアートで「クール」な一帯。中心となるのはルア・デ・ミゲル・ボンバルダ通りで、独立系のギャラリー、コンセプトストア、デザインの店、雰囲気のあるカフェであふれています。空気はのんびりと若々しく、中心部よりずっと観光地らしくありません。それでいて主要な名所までは歩いてすぐです。この街らしさを体現するぴったりの宿は、象徴的な Gallery Hostel (個室もあります)。

ボンフィン – 静けさ、素顔の暮らし、そしてすぐれたコスパを

歴史地区の東に広がるこの一帯は、人気が高まりつつあります。おもに住宅地で落ち着いていて、地元の暮らしにより近い姿が見られます。すばらしい伝統的なレストランも、新しい流行の店もあります。中心部へは歩いて15〜20分と気持ちよく、宿の値段はぐっと手ごろです。モダンで人気の選択は Acta The Avenueです。

旅行者への実用的なヒント

  • 移動: ポルトにはメトロ、バス、トラムの便利な路線網があります。移動にはチャージ式のアンダンテ・カードを買いましょう(たまに乗るなら青いカード、あるいは旅行者向けの種類を)。空港から中心部へは、紫のメトロE線で楽に出られます。
  • 歩きやすい靴: これがいちばん大事なアドバイスです。ポルトは急な坂と石畳の街。ヒールは家に置いて、手持ちでいちばん歩きやすい靴を持っていきましょう。
  • ポルト・カード: たくさんの名所や博物館を回る予定なら、ポルト・カードが得になるか計算してみてください。入場無料や割引に加えて、公共交通が乗り放題になる種類もあります。
  • 食事: 昼食がその日のメインの食事です。「メニュー・ド・ディア」(日替わり定食)を出す店を探しましょう。たいていとてもお得で、スープ、メイン、飲み物、コーヒーがついています。
  • 安全: 大きな街ではどこでもそうですが、スリには気をつけて。とくにドン・ルイス1世橋の人ごみ、トラムの車内、リベイラの川沿いでは注意しましょう。
  • 支払い: たいていのレストランや店ではカードが使えますが、小さなカフェや食堂、市場では現金を少し持っていると安心です。
  • 天気: ポルトの天気は変わりやすく、とくに夏以外はそうです。海から霧が流れてくることもよくあります。薄手の防水ジャケットかセーターを手元に置いておきましょう。

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ポルトの見どころ

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