マデイラ島。永遠の春の島、緑の山々、レバダ(水路)、そして大西洋の波の島です。飛行機の窓からひと目見ただけで、ここはきっと好きになる場所だと分かります。カリブ海のような島を期待してはいけません。ここにあるのは冒険と、劇的な風景と、息をのむ眺めに満ちた島です。
おとぎ話のような眺めのハイキングが好きな人も、おいしい料理とワインを味わいたい人も、ただ美しい自然のなかで休みたい人も、マデイラには応えてくれるものがあります。私たちはこの島をすみずみまで歩き回りました。この記事では、自分たちが実際に使った実用的なヒントをすべてお伝えします。あなたの旅が忘れられないものになりますように。
マデイラ島の見どころをすべて載せた地図
マデイラ島の詳しい地図をこちらに用意しました。島をめぐるときに訪ねる価値のある重要な場所を、すべて載せています。
地図はそのまま Googleマップ で開けますし、書き出して Locus Map や Mapy.cz といったスマートフォンのアプリに 読み込む こともできます。つまり完全に オフライン でも使えるということです!
- 旅の計画に使える私たちの地図はすべてこちらからご覧いただけます。

マデイラ島へ行く理由 – 何を求めて人は訪れるのか
マデイラは典型的な「ビーチ」の行き先ではありません。ここへ来る人が求めるのは、自然、ハイキング、そして体を動かす休日です。
- レバダと山のハイキング – 島じゅうを走る独特の灌漑用水路 レバダ は、そのまますばらしい歩道にもなっています。沿って延びる道は難易度もさまざまで、のんびりした散歩からスリルある稜線歩きまで数えきれないほどあります。
- 信じがたいほど多彩な自然 – 亜熱帯の森(ユネスコ世界遺産の ラウリシルヴァ)、劇的な断崖、火山の造形、滝、溶岩の潮だまり……ひとつの島で、ほとんどあらゆる種類の風景を歩けます。
- クジラとイルカの観察 – マデイラを囲む大西洋は生き物であふれています。一年を通して船で出かけ、イルカを、ときにはクジラを見ることができます。
- 食とマデイラワイン – エスパーダ・コン・バナナ(バナナを添えた魚)のような郷土料理、新鮮な果物、すばらしいパン ボロ・ド・カコ、そしてもちろん名高いマデイラワイン。
- 天然のプールと海水浴 – 典型的な砂浜はありませんが、ポルト・モニスとセイシャルにはすばらしい天然のプールがあります。カルヘタには、砂を運び入れて造ったビーチもあります。
- くつろぎと静けさ – 心地よい気候、美しい自然、そして(たとえばカナリア諸島と比べて)少なめの観光客のおかげで、マデイラは静かな休暇やデジタルデトックスにうってつけの場所です。

マデイラ島へ行く時期 – マデイラの天気
亜熱帯の気候のおかげで、マデイラはほぼ一年じゅう理想的な行き先です。気温は冬でも17〜20 ℃、夏は24〜26 ℃前後です。
- 冬(12〜2月) – ヨーロッパの冬から逃れるのに理想的。雨は多めですが、気温は心地よく保たれます。
- 春(3〜5月) – 花咲く自然、ハイキングにすばらしい条件、観光客も少なめ。
- 夏(6〜8月) – いちばん暑い時期ですが、大西洋からの風のおかげで心地よく、海水浴に理想的。
- 秋(9〜11月) – 海が温かく、天気も美しく、ぶどうの収穫の季節です。
旅にいちばんいい季節
私たちにとって理想的なのは春と秋です。値段が下がり、人も少なく、ハイキングの条件もすばらしいから。個人的には5月を選びます。植物園を含めて、すべてが花盛りになる時期だからです。ただし海水浴と夏らしい空気を楽しみたいなら、夏もすばらしい選択です(宿は早めに予約してくださいね!)。
催しとフェスティバル
- フェスタ・ダ・フロール(花祭り) – 5月、フンシャルで開かれる美しい花のパレード。
- 大西洋フェスティバル – 6月、花火のショーとコンサート。
- フェスタ・ド・ヴィーニョ・ダ・マデイラ(ワイン祭り) – 9月、収穫のお祝いと試飲。
- フンシャルの大晦日 – ヨーロッパでも最大級の花火大会!

マデイラ島への行き方と島内の交通
飛行機でマデイラ島へ
マデイラ島(フンシャル空港・FNC)へは、ヨーロッパのほとんどの都市から便があります。
- ヨーロッパ主要都市からは直行便(多くは季節運航)か、乗り継ぎ1回の便(ルフトハンザ、TAPポルトガル、KLMなど)があります。
- 所要は直行でおよそ4〜5時間、乗り継ぎだと7〜8時間ほどです。
ヒント: 近隣の空港(ウィーン、ベルリン、フランクフルトなど)発のほうが安いこともあります。航空券は Skyscanner でチェックし、できれば価格のアラートを設定しておくのがおすすめです。
乗り継ぎと途中降機
リスボンやポルトでの途中降機も考えてみてください。航空券をうまく組み合わせれば、旅の途中でポルトガル本土も見られます。私たちのおすすめは、断然ポルトです!
レンタカー – 島をめぐるいちばんいい方法
マデイラをめぐるのにいちばん自由で快適なのは自分の車です。おかげでいちばん奥まった場所まで行けますし、気の向くままに立ち寄れます。
- 予約は Rentalcars か DiscoverCars がおすすめ。何十社ものレンタカー会社の条件を比べられます。
- 小さな車で十分です。道は細く、ただしご注意を——マデイラの坂は本当に急なので、心構えをしておきましょう。料金は1日30ユーロほどから、ハイシーズンはそれ以上です。
バスでマデイラ島を移動する
マデイラにはバスの路線網がありますが、いつでもどこへでも走っているわけではありません。便は不規則で本数も少なく、週末は運休のことも多いです。バスを使うなら、事前の計画が欠かせません!
タクシーとBolt
- Bolt はおもにフンシャルとその周辺で使えて、ふつうのタクシーより割安です。
- タクシー は高めですが確実で、ほぼどこへでも迎えに来てくれます。島の奥のほうへ行くと30〜60ユーロになることもあります。
船での移動
マデイラからは隣のポルト・サント島へのフェリーが出ています。所要2.5時間、フンシャルの港から出航します。ポルトガル本土(リスボンなど)との船の便は、いまのところありません。移動は空路のみです。

マデイラ島での宿泊 – おすすめのエリア
マデイラには、家族経営のペンションから高級ホテルまで幅広い宿があります。どこを選ぶかは、何をして過ごすかによって変わります。
フンシャル – 理想的な拠点
- 島の中心都市で、快適さも楽しみもすべてそろっています——レストラン、市場、遊歩道、港、そしてハイキングへの起点。レンタカーを借りずに、送迎付きのツアーを使いたい人にもすばらしい場所です。
- 最初の2〜3泊の出発点としておすすめします。
私たちのおすすめ:
- TURIM Santa Maria Hotel – 屋上プールのある美しいホテル。
- Hotel Cajú – 街の中心にあるセンスのいい宿。
- Zarco B&B Bed & Breakfast – 中心部からほど近く、海を望む宿。

カルヘタ – 静けさと太陽
日差しの多い島の西側で、砂浜があり、くつろぎと家族連れに向いています。西部のハイキング(ラバサル、レバダ、パウル・ダ・セラ)の拠点としても便利です。
私たちのおすすめ:
- Savoy Saccharum Resort & Spa – 海を望むぜいたくな宿。
- Calheta Boutique Houses – 美しくモダンな一軒家。
- Canto da Manu Panoramic – プール付きの手ごろな宿。
サンタナ – 昔ながらのマデイラ
三角屋根の伝統的な家々と美しい自然が広がる、島の北東部。素顔の体験と、レバダの近さを求める人に理想的です。
私たちのおすすめ:
- Hotel Quinta do Furão – すばらしい眺め、ワイナリー、郷土料理。
- Santana in Nature Bed & Breakfast – 海を望むテラスのジャクジー付きで、この値段はお得!

ポルト・モニス/セイシャル – 天然プールと断崖
島の北西部。観光地化が進んでおらず、自然の探索と静かな休暇に向いています。
私たちのおすすめ:
- Aqua Natura Madeira – 天然プールのすぐそば。
- The Jolie – Apartments by the Ocean – 美しいアパートメントで、値段は文句なし。

マデイラ島で体験したいこと
1. キャニオニング
マデイラは事実上、キャニオニングの聖地です(私たち自身、10日間ぶっ通しでほかに何もしなかったほど)。天然のウォータースライダーを滑り、淵に飛び込み、滝を懸垂下降してみてください。地元のガイドは、初心者にも上級者にも合ったキャニオンを知り尽くしています。

2. イルカとクジラの観察
マデイラは、ヨーロッパでも屈指の海洋哺乳類ウォッチングの場所です。クルーズの途中で、イルカやクジラ、そのほかの海の生き物に出会えます。
- エコなクルーズ: 専門の解説つきのエコ・カタマランで出かけてみましょう。
- 見られなかったときの保証: このツアーのように、何も見られなかった場合は2回目のクルーズが無料になるものもあります。
3. ボートツアー – 海の上でロマンチックに、のんびりと
海からマデイラの美しさを見つけてみてください。夕暮れでも、日中でも。

4. マデイラワインのテイスティング
マデイラワインは世界的に名高い存在です。地元のワイナリーを訪ねて、いろいろな種類を味わい、造り方を知ってみてください。

5. ジープサファリ – 大きな道をはずれる冒険
四輪駆動車でマデイラの隠れた一角を見つけに行きましょう。山の道を走り、人里離れた村を訪ね、見晴らしのいいパノラマを味わえます。
- 島の北部: ジープサファリで北側をめぐってみましょう。
- マデイラ西部: 島の西側を訪ねてみてください。カマラ・デ・ロボス、ヴェウ・ダ・ノイヴァの滝、ポルト・モニスの天然プールが待っています。評価の高いこちらのガイド付きツアーで。

6. 食の体験 – マデイラを味わう
グルメツアーで地元の料理を知りましょう。ガイドと一緒に、伝統料理を味わい、市場やレストランを訪ねられます。
- フードツアー: いろいろな店で試食しながら回るツアーに参加できます。
7. フンシャルの籐のそりに乗る
ほかでは味わえない伝統の遊び。モンテの丘からフンシャルへ、木のそりでアスファルトの坂を滑り下ります。ふたりの「カレイロ」が曲がりくねった細道を導いてくれるあいだ、歴史の香りのする楽しい滑走を楽しめます。1回およそ35ユーロです。

8. 植物園を訪ねる
マデイラは豊かな植物で知られていて、そのいちばん美しい姿がここにあります。フンシャルの植物園では、何十種類もの花や木だけでなく、街と海を望むすばらしい眺めも楽しめます。

マデイラ島の見どころ – 見逃せない美しい場所
何ひとつ見落としたくない読者のために、37か所を取り上げた詳しい記事を用意しました: マデイラ島: 絶対に見たい37のすばらしい場所!
それ以外の方のために、ここでは手早い要約をどうぞ。
1. ピコ・ド・アリエイロ(1818 m)
ピコ・ド・アリエイロは島で2番目に高い峰です(山頂まで車で行けます)。ここで迎える日の出は最高の体験のひとつ。とりわけ、眼下に雲海が広がっているときは格別です。

2. ポンタ・デ・サン・ロレンソ
サン・ロレンソはマデイラ島東端の半島です。もっとも写真映えして、もっとも歩きやすいハイキングのひとつ——乾いた色鮮やかな大地と、青い海のコントラストが広がります。体力に自信がない人でも歩ける、短めのコースとしてすばらしい場所。早朝か日没のころに出かけるのが理想的です。

3. フンシャル
マデイラの中心都市には見どころがそろっています——歴史地区、植物園、港、モンテへのロープウェイ、そして名高いメルカード・ドス・ラヴラドーレス市場(ただし果物の高値にはご注意を!)。フンシャルは、島を知りはじめるのにも、夕方に遊歩道を歩くのにもすばらしい場所です。

4. ポルト・モニス
ポルト・モニスは北西の海岸にあり、海水浴に理想的な天然の溶岩プールで知られています。水は澄み、眺めは息をのむほど。海が荒れている日でもここなら泳げます。家族連れにも、ハイキングのあとのくつろぎにもすばらしい場所です。

5. サンタナ
サンタナは、急な茅葺き屋根の色鮮やかな家々が並ぶ伝統的な村——マデイラの象徴です。まわりは自然のなかを歩くのに理想的で、島の歴史と農村の暮らしをのぞくこともできます。

6. ファナル
ファナルは古い月桂樹の木々が並ぶ魔法のような森で、しばしば霧に包まれます。ほとんどおとぎ話のような空気をたたえていて、写真好きにも、静けさを求める人にも、子ども連れの家族にも理想的。まわりには標識のある小道がいくつかあり、牛が放牧された牧草地も広がっています。

7. カマラ・デ・ロボス
色とりどりの小舟とのびやかな空気が魅力の、絵のような漁師町。チャーチルは絵を描くためにここへ通いました。そしてあなたはぜひ、ポンシャを飲みに立ち寄ってください——この飲み物が生まれたのが、まさにここです。夕方の立ち寄りにも、湾を望む昼食にも理想的な場所です。

8. カボ・ジラン
ヨーロッパでも最高級の高さを誇る海の断崖(580 m)からは、マデイラ南岸と大洋を望むすばらしい眺めが広がります。展望台の床はガラス張りなので気の弱い人には向きませんが、眺めは圧巻で、行きやすさも申し分ありません。

9. クラル・ダス・フレイラス
いわゆる「修道女の谷」——山あいの奥深くに隠れた村です。失われた世界のようで、静けさに満ちています。谷全体を見晴らせる展望地エイラ・ド・セラードもぜひ。歴史の面でも興味深い場所で、フンシャルの女性たちは海賊から逃れてここに身を隠しました。

10. セイシャル
セイシャルは北岸にあり、緑の断崖を望むすばらしい眺めの黒い火山の砂浜が広がっています。小さな天然プールと、海へ直接落ちる滝もあります。観光客の波を離れて泳げる、すばらしい場所です。

マデイラ島のいちばん美しいハイキングコース
1. ピコ・ド・アリエイロ → ピコ・ルイヴォ(PR1)
これはマデイラでもっとも象徴的なハイキングです。島の2大高峰(アリエイロ1818 mとルイヴォ1862 m)を結ぶ稜線をたどります。息をのむ眺め、鋭い岩峰、トンネル、細い道、そして急な階段が待っています。天気に恵まれれば、まさに目のごちそう——山々が雲の上に浮かび、光が刻々と変わり、曲がるたびに新しい眺めが開けます。
やや骨の折れるコース(往復およそ10 km、標高差800 m)ですが、まったく忘れがたい体験です。天気と人の少なさを考えて、早朝に出発するのがおすすめです。

2. レバダ・ダス・25フォンテスとリスコ(PR6・PR6.1)
もっとも人気のあるレバダのコースのひとつで、緑のラバサル渓谷を抜けて、絵のような25フォンテスの滝と、堂々たるリスコの滝まで続きます。典型的なレバダ——生い茂る植物に縁どられた灌漑用水路と美しい眺めを味わいたい人に理想的なコースです。
道は歩きやすく(全体でおよそ8〜10 km)、ふつうの体力があれば誰でも歩けます。ただしとても人気があるので、ここでも同じこと——できるだけ早く、あるいは夕方遅くに行きましょう。


3. ポンタ・デ・サン・ロレンソ(PR8)
このコースはマデイラ東端へ——色と風と岩に満ちた、まったく違う乾いた風景へと連れていってくれます。おなじみの緑や森はありませんが、そのかわりに荒々しい断崖、両側に広がる大洋、そして隣の島々まで見渡す眺めが待っています。
道のりはやさしく(往復およそ7 km)、島でもっとも写真映えする場所のひとつです。体力に自信がない人にもすばらしい選択です。

4. レバダ・ド・カルデイラン・ヴェルデ(PR9)
霧に包まれた月桂樹の森を抜ける魔法のようなハイキングを望むなら、このコースです。細いレバダに沿って谷の奥深くへ進み、いくつものトンネルを通り(ヘッドライトをお忘れなく!)、最後には緑の壁に囲まれた円形の谷に落ちる高い滝が待っています。
往復でおよそ13 kmですが、標高差はほとんどないので、特別な体力がなくても無理なく歩けます。湿った空気、シダ、鳥の声が、まるでジュラシック・パークのような雰囲気をつくり出します。

5. レバダ・ド・アレクリン/ラゴア・ド・ヴェント
あまり知られていませんが美しい、ラバサル地区のコース。レバダに沿った静かな道をたどり、最後に小さな池ラゴア・ド・ヴェントへ導いてくれます。もっと静かに歩きたいなら、名高い25フォンテスのすばらしい代わりになります。
距離はおよそ7〜8 kmで、道も険しくありません。周辺のほかのコースと組み合わせるのがおすすめです。
6. ファナル – 月桂樹の森
ファナル一帯には決まったコースがひとつあるわけではなく、いろいろに組み合わせられる小道とレバダの網の目が広がっています。牧草地と、霧に包まれた古木のあいだを短く歩くこともできますし、リベイラ・ダ・ジャネラのレバダまで長めに歩くこともできます。
ピクニック、写真、あるいは人ごみを離れた静かな午後の散歩に理想的な場所です。

マデイラ島横断トレック
ロングトレイルが好きな方には、丸ごと1本のガイドを書いた長距離コースもおすすめです: マデイラ島横断: トレックのすべて(地図・宿泊+ヒント)

マデイラ島のおすすめビーチと海水浴
マデイラに熱帯のような長い白砂のビーチはありません。それでも、溶岩の天然プールから、金色や黒い砂の入り江まで、美しい海水浴の場所がたくさんあります。ハイキングから少し休みたいときや、ただ太陽と海を楽しみたいときは、この定番のなかから選んでみてください。
ポルト・モニス – 天然の溶岩プール
島でいちばん名高い海水浴の場所です。プールは溶岩の造形のなかに生まれ、海の水がそのまま満たしています。水は澄み、穏やかで、波が強い日でもまったく安全に泳げます。シャワー、更衣室、デッキチェアもそろっています。監視員のいる区域の入場料はおよそ3ユーロですが、自由に入れる小さなプールもあります。

セイシャル – 断崖のある黒い火山のビーチ
きめの細かい黒い砂のこのビーチは、マデイラでもっとも写真映えする場所のひとつです。北岸にあり、暗い海辺と劇的な緑の断崖の対比がみごと。海水浴にも写真にも理想的で、さらに小さな天然プールと、海へ直接流れ落ちる滝もあります。
カルヘタ – モロッコから運ばれた金色の砂
マデイラでは数少ない砂浜のひとつで、人の手で造られ、防波堤に守られています。波が穏やかなので、子どもや泳ぎに慣れていない人にも向いています。ビーチはリゾート地区にあるので、レストランから更衣の設備まですべてそろっています。
マシコ – 空港の近くの静かな砂浜
マシコの町にある小さな砂浜は、静かな午後を過ごすのにぴったり——旅の始まりにも、締めくくりにも。ここも人工の砂ですが、水は心地よく温かく、まわりはカルヘタより観光地らしくありません。

ドカ・ド・カヴァカス&ポンタ・ゴルダ – フンシャルのプール
街から遠くへ出たくないなら、フンシャル市内にあるこれらの海水プールへ。入場料はごくわずかで、街の見学のあとにくつろぐのに理想的です。場所によっては、大洋に沈む夕日も眺められます。
カニサル – 静けさを愛する人のための野趣あるビーチ
マデイラ東部、カニサルの町の近くには、あまり知られていない自然のままのビーチがあります。小石の浜で、たいてい人はほとんどおらず、どちらかといえば泳ぎ慣れた人向き。静けさを求めているなら、まさにここです。
マデイラ島で味わいたいもの – 料理と飲み物
マデイラには誇るべき独自の食文化があり、たどってみる価値が十分にあります。大西洋の味わい、ポルトガルの定番、そして島の南国の果物が組み合わさっています。肉が好きな人も、シーフード好きも、ベジタリアンも、きっと自分に合う一皿が見つかります。
マデイラの郷土料理
エスパーダ・コン・バナナ
ホラー映画から出てきたような見た目の深海魚、黒いタチウオ。でも味は絶品です。焼いたバナナを添えて供されます——驚くほど調和のとれた組み合わせです。
エスペターダ
月桂樹の枝に刺した牛肉の串焼き。塩とにんにくで味つけし、とうもろこしの揚げ団子(ミーリョ・フリート)を添えます。とくに農村部の伝統料理です。
ボロ・ド・カコ
石の上で焼く丸いパン。にんにくバターを塗って、熱々で供されます。前菜にもストリートフードにも完璧です。
ラパス
にんにくとレモンで焼いたカサガイ。熱した鉄板のまま出てきます。ワインやポンシャと相性抜群です。
ピカード
ひと口大に切った牛肉を大きな皿に盛って分け合う料理。フライドポテトやパンが添えられることが多いです。
パステル・デ・ナタ
ひと口食べたら好きになってしまう、ポルトガルを象徴するお菓子。パイ生地になめらかな卵黄のクリームを詰めた小さなタルトで、シナモンと砂糖をふることも多いです。マデイラではほとんどのパン屋やカフェで見つかります。できれば焼きたての、まだ温かいものを。

マデイラ島で飲みたいもの
マデイラワイン
長い歴史を持つ甘口の酒精強化ワイン。ポートワインに似ていますが、個人的にはマデイラのほうがさらにおいしいと思っています! テイスティングそのものが体験になります。

ポンシャ
サトウキビの蒸留酒、はちみつ、レモン(またはパッションフルーツ)でつくる島の伝統的な飲み物。これも本当においしい! 小さいけれど強めです。店ごとに独自のつくり方があります。

パッションフルーツジュースと搾りたてのジュース
そこらじゅうに実る南国の果物から。パッションフルーツ、マンゴー、パパイヤはお見逃しなく。
レストランのおすすめ
- Armazém do Sal(フンシャル) – 伝統料理を現代的に仕立てる店。ワインとともに夕食にすばらしい場所です。
- Restaurante Santo António(カマラ・デ・ロボス) – 島でいちばんのエスペターダ。
- O Tasco(フンシャル) – 気取らないけれどすばらしい郷土料理。地元の人にも人気です。
- フンシャルのフードツアー – 試食つきのツアーが、いちばんいい店へ連れていってくれます。
マデイラ島の物価、お金、支払い
通貨: ユーロ(€)
マデイラの物価はヨーロッパの水準とほぼ同じです。お店ではだいたい似た値段で、果物や魚、エスプレッソのように安く感じるものもあれば、少し高いものもあります。コーヒーは1ユーロほどで、カフェイン好きにはうれしいところです。
レストランとサービスの値段
ふつうのレストランでは、日本の感覚より少し高めだと考えておきましょう——メインが10〜15ユーロ、魚料理はもう少し上です。観光地(とくにフンシャル)では値段が上がりますが、それでも無理なく食事はできます。
予算のなかでいちばん高くつくのは宿とレンタカーで、とりわけハイシーズンはそうです。直前に予約すると、レンタカーの料金は一気に跳ね上がることがあります。宿も同じで、Booking.comでこまめにチェックして予約するのがおすすめです。
💡 ヒント: 車はできるだけ早く予約しましょう。直前だと売り切れているか、大幅に高くなっていることがほとんどです。
現金とATM
ATMはほぼどこにでもあります——街にも小さな村にも。手数料のかからないMultibancoのATMがおすすめです(ただしご自身の銀行によります)。上限は1回200ユーロ、1日400ユーロが一般的です。
現金を引き出すときやカードで支払うときは、不利なレートで両替を勧めてくるDCC(自国通貨建て決済)は避けてください。必ずユーロでの支払いを選びましょう。
むしろ気をつけたいのはご自身の銀行のレートです。店でのふつうのカード払いも、有利なレートでなければ無駄に高くつきます。そのため私たちは、つねに中値のレートが使える Revolutのカードをおすすめしています。
カード払い
マデイラではカード払いがふつうに使えます。とくに街や観光地ではそうです。ただし小さな店、市場、人里離れた場所ではカードが使えないこともあります。いつでも多少の現金は持っておきましょう。

マデイラ島旅行の実用的なヒント
コンセント – マデイラ(ポルトガル全土と同じく)ではCタイプとFタイプのコンセントが使われています。日本から行く場合はCタイプの変換プラグが必要です。電圧は230 V、周波数は50 Hzです。
ドローンの使用 – マデイラでドローンは許可されていますが、決められた区域に限られ、自然公園や保護区では飛ばせません。飛ばす予定があるなら、ポルトガルの航空当局ANACへの登録をおすすめします。詳しくはこちら。
SIMカードとインターネット – マデイラはEUの一部なので、EU圏内の契約ならそのまま使えます。日本から行く場合は、国際ローミングか現地のプリペイドSIM/eSIMを用意しましょう。カバー範囲がいちばん広いのはMEOです。Wi-Fiはホテル、レストラン、カフェなど、ほとんどどこにでもあります。
言語 – 公用語はポルトガル語ですが、観光にかかわる仕事の人はたいてい英語がとても上手です。それでもポルトガル語のあいさつはいつでも喜ばれます——「obrigado/obrigada」(ありがとう)や「bom dia」(おはよう)など。
治安 – マデイラはとても安全な行き先です。犯罪はごくわずかです。
海外旅行保険 – 出発前の保険加入をお忘れなく。AXA海外旅行保険50 %割引もご利用いただけます。

マデイラ島についてよくある質問(FAQ)
マデイラは子ども連れに向いていますか?
はい! マデイラは安全で清潔、家族連れにも心地よい行き先です。ただし、行き来しやすい(急な階段のない)宿を選び、コースは短めにするのがおすすめ。子どもにすばらしい場所は、ポルト・モニス、セイシャル、カルヘタです。
冬のマデイラの天気は?
冬は穏やかで、気温は17〜20 ℃、海水温は18〜20 ℃ほど。天気は変わりやすく、北側は雨が多め、南側のほうが晴れます。ハイキングは一年じゅう楽しめますが、山にはウィンドブレーカーと重ね着を1枚多めに。
マデイラで泳げますか?
はい。ただし、ふつうの海で泳ぐことはあまりありません。いちばんいいのは天然プール(ポルト・モニス、セイシャル)か、守られた砂浜(カルヘタ、マシコ)です。大洋には強い流れが出ることがあるので、設備と監視のある場所をおすすめします。
レンタカーは必要ですか?
なくても旅はできますが、車があれば自由度は段違いで、行きにくい場所にも足を運べます。バスは本数が限られ、運転手つきの移動は割高になりがちです。
マデイラを訪ねるのにいちばんいい時期は?
私たちにとっては断然、春です。すべてが花咲き、自然は緑にあふれ、ハイキングには理想的な天気で、観光客も少なめ。とはいえマデイラは一年じゅう楽しめる行き先で、誰もが自分に合う季節を見つけられます。
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